生活支援員がしていること・していないこと

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こんにちは、詩の郷です。
生活支援員は、入居者さんのそばで日々の暮らしを支える存在です。
掃除や洗濯のような身の回りのことから、ちょっとした声かけまで、関わり方はさまざま。
今回は、そんな支援員たちが普段どんなことをしているのか、そして実はおこなっていないことについても、わかりやすくお話ししていきます。

◇生活支援員の役割は、日々の生活を支えること

生活支援員は、入居者さんの暮らしが安心して続けられるように、日々の生活全般を見守り、支えるのが役割です。
無理に手を出すのではなく、必要な場面でだけ、そっと寄り添います。

  • 掃除や洗濯など、身の回りのちょっとしたサポート
  • 体調や気分の変化に気づいたときの声かけや相談対応
  • 日中活動先や関係機関との連携、橋渡し的な役割
◇生活支援員の支援は、医療や指導とはちがいます

「支援員」と聞いて、医療や専門的な訓練を想像する方もいらっしゃるかもしれませんが、生活支援員の役割はあくまで“生活のサポート”です。
何かを強制したり教え込んだりする立場ではなく、その方の「こうしたい」「こうしてほしい」という気持ちを大切にしながら支援します。

・医療行為(服薬の判断、治療)は医師や看護師の領域です
・“できるようにさせる”ための指導ではなく、“できることを活かす”支援を大切にします
・生活の全てを代わりにおこなうのではなく、必要に応じた部分的な支援が基本です

◇「支える」とは、一緒に歩むということ

生活支援員は、“何かをしてあげる人”ではなく、“一緒に生活をつくっていく人”です。
目線を合わせ、言葉に耳を傾け、時にはただ一緒に過ごすだけの日もあります。
信頼関係を築きながら、入居者さんのペースを尊重した関わりを大切にしています。
無理に関わろうとするのではなく、必要なときに必要なだけそばにいるという距離感が、安心につながるのです。

◇詩の郷は、自然体で無理のない支援を大切にしています

詩の郷では、支援員自身も無理をせず、自然なかたちで関わることを大切にしています。
ちょっとした気づきや声かけが、入居者さんの安心につながると考えています。
これからも、“ちょうどいい距離感”を大切にしながら、安心できる暮らしを支えていきます。