こんにちは、詩の郷です。
グループホームへの入居を考えたとき、「どんな人が入れるの?」「支援区分って何?」と疑問に思う方もいるかもしれません。
今回は入居の条件や支援区分について、わかりやすくご紹介します。
◇入居には制度上の条件と施設ごとの条件がある
障がい者グループホームは、障がいのある方が地域で安心して暮らすための住まいです。入居には、制度で定められた条件と、施設ごとの独自の条件があります。
★制度上の主な条件(全国共通の基本)
制度に基づく、全国共通の入居条件です。
・18歳以上(65歳未満が目安)
・障害支援区分が「区分1」以上
・日中は就労や通所などの活動に通っている
・共同生活ができる
★施設ごとの条件(施設により異なる独自の基準)
各施設が、支援体制や環境に応じて定めている条件です。
・性別による配慮:男女別に居室を分けている場合がある
・夜間支援の有無:夜間の支援が不要な方に限る施設もある
・医療的ケアの対応:常時の医療的ケアに対応していない場合もある
・行動特性への支援:共同生活の継続が難しいと判断されることがある
・重度障がいへの対応:支援内容によっては受け入れが難しい場合もある
※支援体制や条件は施設ごとに異なります。夜間支援や医療的ケアの対応など、詳しくは各施設にお問い合わせください。
◇支援区分は支援の必要度を示す目安
支援区分は、障がいのある方にどれくらい支援が必要かを示す指標です。
区分は1から6まであり、数字が大きいほど支援の必要度が高いとされます。
本人の状況や生活能力などをもとに判定され、障害福祉サービスの利用にかかわる基準になります。
◇支援区分が低いと入居が難しいこともある
制度上、障害支援区分が「1」以上であればグループホームの入居は可能です。
ただし、区分1や2など軽度と見なされる場合、「一人暮らしでも大丈夫」と判断され、入居が認められないことがあります。
また、施設の空きや地域の方針により、支援の必要度が高い方が優先されるケースもあります。
入居を希望する際は、ご本人の困りごとや支援の必要性を具体的に伝えることが大切です。
◇詩の郷ではこんな方が暮らしています
詩の郷では、さまざまな支援区分の入居者さんが、それぞれのペースで安心して生活しています。
日中は作業所や就労先へ通い、夕方からはゆったりと過ごす時間。
職員は一人ひとりの個性や状況に寄り添いながら、「その方らしさ」を大切にした支援を心がけています。
★詩の郷の入居条件
詩の郷では、以下の条件を満たす方を対象としています:
❶ 18歳以上65歳未満の障がい者区分認定を受けている方
❷ 共同生活が可能な方
❸ 将来自立した生活を目指し、ご本人が入居を希望し、ご家族の同意がある方
❹ 詩の郷での暮らしを維持するための一定の収入がある方
❺ 日中は就労継続支援所やデイケアなどを利用している方
上記の❶~❺を満たす方であれば、生活保護受給者の方もご利用いただけます。
ご不明な点がございましたら、お気軽に詩の郷までご相談ください。